生活保護を経験して感じたメリットとデメリット

スポンサーリンク

3年間生活保護を受けて、感じたことや気づいたメリットとデメリットを書きたいと思います。

あくまで私自身の経験から感じたことです。

感じたメリット

生活保護の支給は振込だった

よく、テレビで支給を受ける為に生活保護費の支給日に役所の前に列を作って並んでいるのを見るので、私も生活保護を受けた時は毎回あの列に並ばないといけないかなぁと思っていました。

しかし、あれは生活保護費の支給日の午前中にすぐにもらいたい人ばかりで、私は次の日や二日後くらいの午後に行っていたので、まったく並ぶことはなかったです。

生活保護費の支給を3回ほど行くと、ケースワーカーさんから

「○○さんは、キッチリしているので次回から支給は振り込みにさせていただきます。」

と言われました。

正直、何がキッチリしているのかわかりませんでした。

想像だが、書類を提出しない人や、福祉課に全く顔を出さない人や、ケースワーカーの自宅訪問を拒否したり家になかなかいない人などが「キッチリしていない」ということなのだろうか?

もしくは、私は生活保護を受けていたが、一応仕事をしていたからなのか?

もちろん仕事をした分の金額を差し引かれてます。

なにはともあれ、支給日に役所にお金を取りに行くことが無くなり、毎月銀行口座に支給金が振り込まれるようになりました。

正直、口座に支給金が振り込まれるのは想像していなかったので、非常に助かった思い出と、それに慣れるとちょっとした給料日のような錯覚に陥った記憶があります。

いろいろ免除される

所得税、住民税、年金、国民健康保険、NHK受信料を払わなくていいのはかなり助かりました。

正直、これらの出費を払わなくていいので、月10〜13万円(単身世帯の場合。子供を含む4人世帯なら23〜25万くらい?)の生活保護費で充分生活できました。

ちなみに、年金は全額免除扱いになります。

てか、免除される事柄や医療費無料の事を考慮すると、生活保護を受けずに頑張って働いて手取り月10万〜20万円くらいの収入を得ている人と比べると金銭的には余裕があります。

医療費が無料

生活保護を受けると健康保険は返納して健康保険は使えなくなります。

しかし、役所の福祉課に「ここが具合が悪いので、この病院に行きたい」みたいな書類を書くと当月中有効な医療券が渡されます。

この医療券を行く病院に提出すれば、当月中診察が無料になります。

これはかなり助かりました。

私は体が不調だったので、かなり病院に通わせていただいたのですが、診察もお薬も手術も無料です。

もちろんMRIやCTなどの検査も無料。これらの検査って何気に高いですもんね…。

知り合いの医療関係者に話を聞いたのですが、病院側からしれみれば生活保護者は医療費の心配をしなくていいので、他の患者さんより安心して診察を行えるらしいです。

皮肉な話ですね。

なお、福祉課に行って医療券の請求をできない場合(緊急時や遠方にいる時)は、事前に渡されている見た目が国民健康保険のような券があります。

その券は、見せればそれで診察を無料でしてくれる緊急時の券なのですが、私自身は使ったことがなかったので、どういうシステムがわかりません。

この券は、生活保護を受けた時と、一年に一回新しく渡されます。

仕事に行くときの交通費を負担してくれた

交通費の出ない仕事に行ったときは、その旨を言ったら交通費を次回の保護費に加算してくれました。

限度額があったのかは思い出せませんが、非常に助かったのを記憶にとどめています。

メガネが無料で作れた

もともと持っているメガネが壊れたとき、ケースワーカーさんが「メガネ作れますよ」と一言。

そんなこともできるとは知らなかったのでビックリしました。

福祉課で書類を出してもらって、眼科に行って視力検査して(もちろん無料)、「眼鏡市場」などのメガネ屋さんで福祉から出た書類と眼科で出た視力の書類を出すと、無料で作れます。

約17000円までのメガネを1点まで作ることができたということを記憶しています。

至れり尽くせりですよね。

生活保護を受けているとは周りには基本バレない

親兄弟、子供には生活保護を受けていることはわかりますが、職場や友人、恋人などにはバレることはありません。

ただ、お世話になる福祉課の人や、生活保護を受けている時に利用した病院関係者、住まいが賃貸住宅の場合は大家さんもしくは管理会社には生活保護を受けていることはわかってしまいます。

(大家さんもしくは賃貸管理会社には生活保護の家賃補助を受けるために書いてもらわなければいけない書類がある為)

特に処分しなければいかないものは無かった

生活保護を受けたり自己破産などをした時には、お金になるいろんな物を処分しなければいけないイメージがありましたが、まったくそんなことはありませんでした。

生活保護を受けた時、部屋には他人より並か、それよりちょっとした贅沢な家電品や家具がありましたが、処分しろという指導はまったくありませんでした。

デメリット

月に一回役所の福祉課に顔出し

私は仕事をしていたので、収入申告の為に福祉課に月に一回必ず顔を出してました。

今回得た収入と次回見込める収入を申告します。

何気に気分が凹むんですよね。福祉課に行くの。

正直な話、この申告は書類を郵送でもいいのですが、私は福祉課にいるケースワーカーに相談したり医療券の申請をする用事があったので、直接申告書類を持っていってました。

3ヶ月に一回ペースでケースワーカーが自宅に来る

約3ヶ月に一回、ケースワーカーによる自宅訪問がありました。

季節ごとに一回みたいな感じ。

基本、自宅の中に入って5分〜10分ぐらいしゃべって帰られます。

ちゃんと申告した所に住んでいるか?元気で過ごしているか?変な生活はしていないか?などのチェックでしょうね。

ま、デメリットというほどではないですけど、家庭訪問っていい気分ではなかったです。

親兄弟には生活保護を受けていることはわかる

親兄弟、子供には生活保護を申請したら、「援助できるなら身内なんでしてあげてください」ってな感じで通知がいきます。

私の場合は、生活保護を受ける前に親兄弟に相談して、上記のような連絡が来るからね〜と先に言ってました。

でも、まったく親兄弟、子供に相談してなくて、役所から通知がきたらビックリするだろうなぁ。

また、前述にも記述しましたが、お世話になる福祉課な人や、生活保護を受けている時に利用した病院、住まいが賃貸住宅の場合は大家さんもしくは管理会社には生活保護を受けていることはわかってしまいます。

車やバイクは持てない

生活保護を受けると、車やバイクは基本所有することができません。

(生活に必須や仕事で必須なら例外はある)

ちなみに私は、生活保護を受けているときに知人から原付バイクを譲り受けて名義変更したら、すぐに税金から福祉課にバレて、すぐに処分するように言われました。

処分した場合の証明書も必要でした。

仕事を嫌というほど紹介してくれる

福祉課に行くたび、家庭訪問のたびに仕事を紹介してくれます。

紹介してくれるのはすごくありがたいし、確かに当時私がしていた仕事よりか安定した給料が見込めますが、紹介してくれるお仕事は福祉関係がほとんどでした。

正直、福祉関係のお仕事をする体力が無かったので断っていましたが、かなり厳しく言われますよ。当たり前ですが。

終わりに

あくまで私が経験して感じたことを書きました。

正直、メリット、デメリットとは書きましたが、メリットデメリットという言葉では表してはいけないほど生活保護法は命のセーフティネットとして機能していると感じました。

他にも、生活保護を受けることによって得られる特例や不利益があるのかもしれませんが、私が3年間経験して主に感じたことは前述の事柄でした。

また、ふと思い出したら追記したいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク